福田病院と慈恵病院の違いは?どっちがいい?比較してみた

福田か、慈恵か?

熊本での出産と言えば福田か慈恵、と言われる2台巨頭。

私も熊本で出産するにあたり、悩みました…。

どちらもホテルのようでお姫様待遇には変わりはありません。
以前は無痛分娩をしたければ慈恵だったのですが、2020年から福田病院でも無痛分娩がスタート。
ますますどちらを選ぶか迷いますね。

その人気の秘密と、違いを比較してみました。

共通点

福田と慈恵には共通点も多いです。

  • 大きくて綺麗。ホテルのよう。
  • 全室個室で広い部屋。
  • LDR完備。
  • 無痛分娩が可能。(ただし、慈恵病院は無料、福田病院は有料。)
  • 出産一時金の42万円で普通分娩、お姫様待遇。

慈恵病院の特徴

「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運営されていたり、匿名出産の必要性を訴えたりと、女性と赤ちゃんの為に尽力されている病院。

待ち時間は1時間半~3時間以上かかる。
売店が充実しておらずコンビニもないのが不便。

先生は担当制で出産時も担当の先生が取り上げてくれるので安心だが、希望した日時に検診予約が取りづらいこともある。

体験者の声

母乳育児の指導が丁寧。入院中、助産師の方が小一時間つきっきりで指導してくれました。忙しくて付き添えない時も、必ず後で様子を見に来てくれます。

先生もスタッフの方もとても親切でした。ただ担当医制なので、先生によっては待ち時間が長いです。(緊急で出産などが入ると…)無痛分娩ができる先生は、二人でした。夜中に産気づいても、宿直医ではなく、担当の先生が出産に立ち会ってくれます。

授乳についての相談の際はお母さんの気持ちを最優先させてくださり、最初に完全母乳で育てたいか、混合でもいいのかを聞いた上でアドバイスしてくださいます。

結局、通常分娩を選びましたが、ぎりぎりまで悩んでいたので無痛でも料金が変わらず症例も多いと言う事は大きなメリットだと思います。母子同室と、預けたままと体調に合わせて選択でき、きつい時は眠る事ができました。おすすめです。

福田病院の特徴

日本一赤ちゃんが産まれる病院として有名で、メディア露出も多い。

売店が充実している。レストランがあり、ルームサービスもあり。
ティータイムの時にはスイーツビュッフェあり。

待ち時間は3時間以上。
担当が決まっておらず、毎回違う先生に診られるため、当たり外れがある。
出産時もどの先生に当たるかは分からない。

地域周産期母子医療センターを兼ね備えており、新生児センターでは24時間体制でNICU(新生児集中治療室)など高度専門医療が行われている。

体験者の声

スポーツジムを併設しているので、妊娠中も体を動かして体重管理することができた。出産後は無料で通えるので、ストレス解消や産後の体型を戻すのに役だった。

どの方も気さくで明るく話しかけやすいし、取り上げてくれた助産師さんは、退院までずっと私たちのことを気にかけてくれました。

妊婦健診での先生は毎回変わりますが、先生毎に色々違うので、毎回の健診が楽しかったです(笑)必要な診察はしっかりしてくれますし、毎回必ず「他に心配な事や聞きたいことはないですか?」と聞いてくださいますので、健診の際もどの先生にあたっても安心です。また助産師さんも皆さん優しく丁寧な対応ですので、とても気持ち良いです。

慈恵病院、福田病院の比較

福田病院慈恵病院
2020年度出産合計数3,714件1,150件
食事基本的にレストラン部屋食。
祝い膳パートナー分もありレストラン
母子同室or別室同室どちらでも(別室の人が多い)
プレゼント哺乳瓶や授乳クッションなどロンパースやタオルなど
無痛分娩+3~6万円無料

現在はコロナ感染予防のため食事に変更があると思いますが、こんなかんじです。

私は慈恵病院の考え方が好きだったのと、当時福田病院は無痛分娩に対応していなかったので慈恵病院で産みました。
不満はありませんでしたが、次があるならぜひ福田病院にしてみたいです!

どちらにせよ、検診時の待ち時間はめちゃくちゃ長いので…

私はある程度まで近所の産院で検診を受けて、途中から慈恵に転院しました。

慈恵病院の入院レポート、無痛分娩レポートもぜひご覧ください。