無痛分娩の需要、危険性について

年々増加する無痛分娩の需要

日本では「痛みに耐えてお産する」ことが普通とされており、本人が無痛分娩を希望しても家族の反対にあって普通分娩を選択する妊婦さんも多くあります。

とはいえ、年々需要は増えており、2008年には全分娩の2.6%だった無痛分娩が2016年には6.1%に急増しています。

また、 フランスでは80%、アメリカでは50%の妊婦さんが無痛分娩を経験しています。

無痛分娩事故は普通分娩に比べて危険か?

無痛分娩の医療ミスによる事故が続いたことから無痛分娩の安全性に疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし,日本の無痛分娩における妊産婦死亡率は出生10万当たり5程度と推定されており、全体と比較して著しく高いとまでは言えないようです。

以下は日テレからの引用です。

『関西で無痛分娩による事故が相次いだ問題で、日本産婦人科医会は、「無痛分娩と無痛ではない分娩の死亡率に明らかな差はない」とする調査結果をまとめた。2010年からの6年間で、日本産婦人科医会に報告された妊婦の死亡例は277件で、そのうち14件が無痛分娩だったという。これをもとに推計すると、無痛分娩で死亡する妊婦は10万人あたり4.9人だとして、妊婦全体の3.9人と比べ、「無痛分娩とそうではない分娩での死亡率に明らかな差は認められない」と結論づけた。』(日テレニュース24)

日新聞デジタル

こういったことから、無痛分娩だから事故に繋がるということではないようです。

厚労省研究班の緊急提言

2017年、厚生労働省から無痛分娩に関する提言がなされました。

  • 無痛分娩は、自然分娩と違った分娩経過をとることを認識する(陣痛促進剤、吸引鉗子分娩が必要となる率が高いなど)
  • 無痛分娩は、自然分娩のみを扱うときよりも、より高いスキルとマンパワーが必要なことを認識する
  • 局所麻酔薬中毒や完全脊髄くも膜下麻酔などの合併症に対する知識とトラブルシューティングに熟達する

無痛分娩とはどういうものかを理解し、しっかりと病院をリサーチした上で無痛分娩か、普通分娩かを選択して安全な出産にすることが一番ですね。






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