曽我産婦人科の無痛分娩の費用を実際に入院した私が体験談をレポートします

京都・曽我産婦人科で無痛分娩を選択

私は痛みに弱く、乳がん検査の細胞診でぶっ倒れたことがあるため
出産は絶対に無痛分娩で!!!と決めていました。

宇治市の実家から近いところで無痛分娩をしているところは
曽我産婦人科しかなかったことと、評判もなかなかよかったのでこちらに決定!
小倉と伊勢田の間ぐらいにあります。

曽我産婦人科の無痛分娩に実際にかかった費用

私が実際にかかった費用をご紹介します。2016年1月、初出産時のものですが、参考になれば幸いです。

料金

  • 日曜の夜から分娩したのですが、生まれたのが翌朝の月曜日だったので、休日料金(2万円)はかかりませんでした。出産日が入院日として料金計算されるようです。
  • 当日空いている部屋を手配されます。全て個室で、トイレ、テレビ、ドライヤー、加湿器付きです。6日間で48万~54万円。
  • 初産婦は+1.5万円かかります。
  • 難産だとさらに1万~4万かかるようです。
  • 無痛分娩代10万円+手技料5万円が出産費用に加算されます。
  • 退院日に支払をしますが、土日祝にかぶると前倒しで支払うことになります。このとき、保険証も必要です。

入院について

出産開始

病院到着後はすぐにLDR室に案内されます。

Labor:陣痛 Delivery:分娩 Recovery:回復の頭文字を取って「LDR」といいます。

従来の出産は陣痛と分娩室は別の場所、陣痛が強くなり、赤ちゃんが生まれそうになると分娩室に移動、出産が終わるとまた移動して回復するというのが普通でした。

曽我産婦人科が持つ「LDR」は、入院から分娩・回復まで全てが1室で終わる、安心・安全を極限まで追求したシステムです。

  • LDR室には4畳ほどの畳スペースがあるので、そこで家族にくつろいでもらえます。
  • テレビがついているので余裕があれば見てもいいです。CDも持っていけばかけてもらえます。

どのタイミングから麻酔を入れたか?

他の病院では、計画無痛の場合は多いようですが、曽我産婦人科の場合は、自然に陣痛が来るまでは何もしません。

陣痛が5分おきぐらいになったら電話して、3分おきぐらいになったら来る様に(初産で自宅が近かったため)言われました。

3分おきになるまでは2時間ぐらいはかかったと思います。
ようやく病院に行って夜間ベルを鳴らしました。

すぐにLDR室に案内され、割と間もなく麻酔をされました。
硬膜外麻酔なので、丸くなって横になり、背中側から腰のあたりに針をプスリ。
これが痛いよ~と聞いていましたが、案外痛くなかったです。

その後、またLDR室でぼんやりと陣痛に耐えますが、確かに痛みはラクになるものの、ゼロではありません。
少しするとまた痛みが強くなってくるので、麻酔を追加されたりしました。

部屋

部屋は基本的に個室。

シャワーなしの部屋の場合は、共用シャワーが2つあるので、それを利用します。
シャワー室は外に取ってつけたようなかんじなので、めちゃくちゃ寒かったです。

足元も冷たいタイルでイスもないので、シャワー付きのお部屋のほうがいいと思いました。

寒さや足元が気にならないようであれば、24時間いつでも利用可能で他の方とかぶることもないのでシャワーなしのお部屋でいいかと思います。

食事

食事は食堂でみんなで食べます。情報交換などができて楽しかったです。食事もとってもおいしくてボリュームがあります!

毎日、温かいお茶がポットでいただけるのと、手作りのおやつを持ってきてもらえるのが嬉しかったなー。

退院前日の祝い膳はステーキでした!1人前2,200円で家族の分も追加できます。

曽我産婦人科の祝い膳

授乳、沐浴

出産翌日から、授乳室でみんな集まっての授乳があります。なんでも教えてくれるので、ありがたいです。

授乳後はそのまま赤ちゃんを部屋に連れて行ってもいいし、預けておくこともできます。

また、夜間授乳は退院前日までしなくていいです。とても助かりました。

授乳の際に調乳やマッサージ指導もあるので、帰宅してからおっぱい関係で困ったことはありませんでした。

沐浴指導も自分の赤ちゃんで実際に指導してもらえるので安心です。

お土産

産声つきの写真、帽子、足型、ベビー用の泡せっけん×2、粉ミルク、バスタオル、離乳食食器セットなどがもらえました。

その他

洗濯は無料、とパンフレットには書いてありましたが、実際には頼めるかんじではなかったです。

無痛分娩、実際の痛みは…?

ほとんどの無痛分娩経験者は、痛くなかった!と言うようですが
私の場合は普通に痛かったです。

確かに、麻酔をしてもらって直後はマシになるのですが、あんまりやりすぎるといけないので様子を見ながらで、限界があります。

麻酔のせいなのか、赤ちゃんの頭が大きすぎたからか(3600g!)、なかなか出てきてくれず、結局入院は夜8時、生まれたのは吸引で朝8時と、少々難産でした。

出産後は急に気分が悪くなり嘔吐、その後の排尿もやり方がわからなくなってしまって、2日間はチューブで排尿してもらっていました。

これは自然分娩だったらそんなことなかったのかなー?と思います。

 

曽我産婦人科に入院した感想

宇治で無痛分娩を希望される方は、都倉病院も検討されているかと思います。

都倉病院で出産したことがある方にお話を聞いたところ
赤ちゃんの夜間預かりがなかったり、授乳も各自でやるってかんじで
初産婦には厳しいかも、とおっしゃっていました。^^;

曽我産婦人科は何かと料金が加算される上に、最低でも46万円~と高いのですが
料理はボリュームがあっておいしく、赤ちゃんの夜間保育や授乳指導などもあるので快適に過ごすことはできると思います。

看護師さんもみんな親切でしたよ!

院長先生は機嫌のアップダウンが激しいですが、そこはそーいうもんだと気にしなければ大丈夫です。

無痛分娩とはいえ、私の場合は麻酔があまり効かなくてくそ痛かったです。

たまたま院長先生がいなくて代理の先生に当たったからかもしれませんが…。。。

余裕ぶっこいてたので、予想外の痛みが本当に辛かったです。

同じく無痛で入院していた方は全く痛くなかったそうです。ほんと羨ましい…

 

痛みをもっと少なくするためにできること

会陰マッサージをもっとがんばればよかったかなーと思っています。
出産が冬だったため、寒くてなかなかやる気にならなかったんですよね…。
今から出産を迎える方は、是非しっかりマッサージして会陰を柔らかくしておいてくださいね。

会陰や乳首など、デリケートな部分に少量使うだけなので、私は200mlのヴェレダを購入してもだいぶ余りました。
30mlほどで十分です。

私の時にはなかったのですが、会陰マッサージ専用のオイルも出ています。これ欲しかった…。

里帰り出産の方へ

生後すぐに飛行機に乗るお子様のために、フライトログをつけてあげるのがおすすめです。

お子さんとこれから色々なところに旅をすることになるかと思いますが、その度にチケットやシールと一緒にどんなフライトだったかを書き込んでおくと、大きくなったときの楽しみとなります。

私自身、子どもの初フライトからずっと付けていますが、CAさんへの感謝の気持ちを伝えたり、スタンプ帳のように使っています。
デザインもかわいくて、持って歩くのが楽しい。

 

詳しくはフライトログブックのKUMARIAIRにてどうぞ。